国際会議講演報告 日独交流150周年経営学に関する日独会議


 「日独交流150周年経営学に関する日独会議」が、ドイツ経営学会(VHB)のホストにより2011年11月22-24日の日程で、ボン大学クラブにて開催されました。ドイツ側からは、フンボルト大学のホルスト・アルバッハ教授、ライプチヒ経営大学院のアンドレアス・ピンクワート研究科長・教授(前Northrhine-Westphalia州科学・イノベーション担当大臣)ほか経営学会の主要なメンバーが参加し、日本側からは、藁谷友紀早稲田大学理事・教授、二神恭一早稲田大学名誉教授、日置弘一郎京都大学教授、三国谷前金融庁長官ほかが参加しました。

会議においては、経営学に関する日独研究交流の長い歴史を踏まえ、エリック・グーテンベルグの企業理論とその後の発展を中心とした企業理論、ドイツ経営学の日本への影響、経営学の新領域、企業のサステナビリティ、労働市場、人的資源管理、金融危機の分析等の幅広いテーマが取り上げられました。


この会議において、イノベーション政策研究センターの坂田一郎上席研究員(政策ビジョン研究センター教授、工学系研究科兼担)は、経営学の新領域の一つとして、「技術経営のための知識の構造化手法(Knowledge Structuring for Technology Management)」と題する招待講演を行いました。これには参加者から関心が集まり、長い質疑がありました。 日独では、経営モデルや会社法制等は異なりますが、共通の関心事項に関する複数の視点からの意見交換は有意義でした。また、会議を通して、ドイツ経営学の大家であるアルバッハ博士の経営学に対する変わらない情熱と早稲田大学とドイツ経営学会との密接な関係が強い印象として残りました。


今後、交流の輪を拡大しつつ、こうした会議を継続していくこととなりました。



「技術経営のための知識の構造化手法」について講演する坂田教授<写真1>


「技術経営のための知識の構造化手法」について講演する坂田教授<写真2>


幅広いテーマについての活発なディスカッションは、会議後にも行われました。



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