国際学会発表報告 SDEWES2012
SDEWES2012 (The Dubrovnik Conference on Sustainable Development of Energy, Water and Environment Systems.)は、サステナビリティ、エネルギーに関連する国際会議としてプレゼンスの高い学会の一つです。通称ドブロブニクカンファレンス、とも呼ばれることから例年はクロアチア共和国、ドブロブニクで開催される国際会議でありますが、今年は、異例ともいえるマケドニア共和国、オフリドにて開催となりました。
本センター関係者からは、坂田一郎教授と、佐々木一 特任研究員(政策ビジョン研究センター特任研究員 兼イノベーション政策研究センター連携研究員)が参加し、下記に関する研究成果の発表と意見交換を行ってまいりました。
■Ichiro Sakata, Hajime Sasaki, "Bibliometric Analysis of International Collaboration in Clean Energy"
■Hajime Sasaki, Go Yoshizawa, Hideaki Shiroyama, Ichiro Sakata, Kensuke Yamaguchi, "Energy Efficiency Road mapping in Three Future Scenarios for Lao PDR"
ラオスの省エネルギーの為に必要となるシナリオプランニングと、そのための技術ロードマップを提案する佐々木一 特任研究員。
マケドニア共和国は、電力生産のうち、1,254GWh が水力発電、4,781GWh が火力発電、輸入が3,917GWh で 30%を占めています。(出典:オーストリア・バルカン地域における再生可能エネルギーの現状(その3))
今回の会議に先立ち、Excursionとして2箇所のダムと水力発電施設を訪問させていただきました。
奥に見える穴は通称「ダム穴」と呼ばれ、一定水位以上になるとここから余水が排出されます。排出時のその姿は、アサガオ(morning glory)の花に似ていることから、グローリーホールと呼ばれることもあります。
先程のダムからおよそ8km程度離れたこの施設まで水流を引き、発電および変電を行います。
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